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「協同組合を考える集い」(岐阜県)で講演しました
岐阜県協同組合間提携推進協議会※は、2025年5月15日(木)、岐阜市「ぎふメディアコスモス」で、「協同組合を考える集い」を開催しました。当日は、県内の協同組合組織から約120人が参加しました。
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「協同組合を考える集い」の受付に展示された協同組合やIYCの解説、国連のグテーレス事務総長のメッセージ等のタペストリー
※岐阜県協同組合間提携推進協議会(岐阜提携協)は、県生協連、JA岐阜中央会、JA全農岐阜、県酪連の4団体で構成する協同組合連携組織。
冒頭の「座長あいさつ・課題提起」では、岐阜提携協の会長である李侖美(イ・ユンミ)・岐阜大学准教授から、「岐阜県の協同組合間提携活動」と題し、以下の6項目について触れられました。
①岐阜県の協同組合提携活動の歩み
②「協同組合間提携覚書」(1992年)による連携組織のスタート
③協議会構成組織の概要
④これまでの提携活動
⑤岐阜大学への出講
⑥「協同組合宣言」(1997年)の採択による協同組合理念と方向性の再確認
締めくくりには、「協同組合どうしの連携強化によって、課題にさらに効率よく応え、対応力を高めることができる。これからも、つながりを大切にしていただきたい」とのアドバイスをいただきました。

次に、「提携各組織及びその会員組織の事業紹介」として、県生協連、JA全農岐阜、JA岐阜中央会から事業紹介がありました。
最後に、「地域における協同組合の可能性」と題する講演が日本協同組合連携機構(JCA)横溝部長より行われ、つぎの3つの報告がありました。
①2025国際協同組合年
ア.「国連総会決議にて2025年を国際協同組合年(IYC)」と宣言されたこと
イ.「協同組合の振興」「法律・規制環境協同組合の設立と成長に資するものとすること」
「SDGs実現における協同組合の貢献の認知向上」を国連から求められていること
②IYC2025全国実行委員会の活動計画
ア.実行委員会が掲げた4つの活動目標
イ.国会決議および協同組合フェスティバル
③県域での取り組み
ア.県域での取り組み状況(茨城県:協同組合クイズキャンペーン、北海道:さっぽろ雪まつり会場でのカレーパン販売のギネス世界記録挑戦など)
イ.県域への行動提起(学び、実践し、発信する)
ウ.なぜ、連携が必要なのか

岐阜県では、7月に会員4団体(県生協連・JA岐阜中央会・全農岐阜・県酪連)及び関係組織の職員を対象とした学習会を予定しています。詳細については改めてご報告いたします。