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京都府生協連が協同組合のアイデンティティを考える学習会を開催
2025年6月5日(木)、京都府生活協同組合連合会(以下「京都府生協連」)の主催により、協同組合のアイデンティティを考える学習会が京都市内にて開催されました。
国際協同組合年を機会に、協同組合のアイデンティティをあらためて学び、今後の協同組合や生協の姿について府内生協等の役職員が共に考えることを目的に、会員生協・京都府生協連に加えJA京都中央会・京都府森林組合連合会からも参加を得て、43名の組合員・役職員の参加により実施されました。
冒頭、京都府生協連・西島会長が開会挨拶を行い、協同組合にとっての国際協同組合年の意義、協同組合のアイデンティティを掘り下げ、どう実践していくかを考えるという本学習会の目的を確認しました。
これに続き、JCA前田CI・国際・研究チーム部長が「協同組合のアイデンティティを考える-IYC2025の機会に-」をテーマに講演を行いました。講演では、2025国際協同組合年(IYC2025)の背景と協同組合への期待、協同組合のアイデンティティの重要性、アイデンティティに関する世界的協議の論点などを解説しました。
その後、国際協同組合年を活かして、協同組合について自らの言葉で発信していくことをめざし、参加者はグループワークに取り組みました。
グループ内で講演に対する感想を共有したあと、一つ目のグループワークとして、「国際協同組合って何?」を個人、そしてグループで考え、自分なりの説明センテンスをそれぞれ書き出しました。
二つ目のグループワークとして、「協同組合とは?」を考えるとともに、組合員さんに働きかける「だからぜひ、〇〇してください」を考えるグループワークを行いました。それぞれの参加者が、協同組合を説明するにあたって重要と考えるキーワードを考え、グループで出し合い、話し合い、グループとしての「協同組合とは?」「だからぜひ、〇〇してください」をまとめ、最後に各グループからの発表を全体で共有しました。
学習会に参加された皆様が、今後、国際協同組合年や協同組合について自分の言葉で人に伝えていくこと、それを通じて、SDGsをはじめとする社会課題の解決に貢献する協同組合の意義や活動が広く理解されていくことが期待されます。
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