協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

IYC2025山口県実行委員会が学習会を開催
― 山口県で初めてラウンドテーブルを実施 ―

 2025年7月1日、IYC2025山口県実行委員会は協同組合役職員向け学習会を開催し、同実行委員会を構成する県内15の協同組合から32名が参加しました。この学習会は、『認知する・共感する・行動する』という山口県における国際協同組合年の全体方針に基づき企画され、協同組合の役職員が国際協同組合年を認知することを目的にしています。

 当日は、JCAの青木連携推進マネージャーが「協同組合の意義と他県の事例紹介」として国際協同組合年の概要と他県で広がる協同組合間連携の取り組みを紹介しました。その後のグループセッションでは、国際協同組合年のテーマの1つである持続可能な社会の実現に向けて、協同組合が連携して取り組む地域課題を話し合いました。参加者は、過疎化や買い物難民、老々介護などの諸課題に協同組合がどのように向き合うべきか具体的な方策を検討しました。

 JCAは、異種の協同組合間で地域課題を共有し、その解決に向けて一緒にできることを話し合う『ラウンドテーブル』の開催を呼び掛けています。山口県でラウンドテーブルが開催されるのは初めてのことです。

 今後、同実行委員会は「やまぐちの協同組合スタンプラリー」や「やまぐちピースフォーラム」など様々な企画を実施する予定です。また、連携組織の立ち上げにも取り組むことで、一層強固な連携体制を確立することにしています。