- 2025国際協同組合年トップ
- 栃木県で2025国際協同組合年記念フォーラム開催
~公募で一般からも参加~
栃木県で2025国際協同組合年記念フォーラム開催
~公募で一般からも参加~
2025年7月4日、栃木県JAビルで「国際協同組合年記念フォーラム」が2025国際協同組合年栃木県実行委員会(以下、「栃木県実行委員会」)の主催のもと開催されました。
当日は、栃木県庁から農政部経済流通課、生活文化スポーツ部くらし安全安心課、環境森林部の各課長のほか、JCA(日本協同組合連携機構)も来賓として参加しました。
本フォーラムは、国際協同組合年の趣旨にふさわしく、協同組合の役職員だけでなく、一般の方にも広く門戸を開いた取り組みとなりました。地元新聞での周知や構成団体によるホームページへの掲載などを通じて事前に参加を募った結果、約50名の一般の方々を含む約180名が参加され、協同組合に触れる貴重な機会となりました。
講演会では、摂南大学教授の北川太一氏が登壇しました。「協同で創る持続可能な地域づくり~協同組合の役割と今後の期待~」と題し、協同組合のアイデンティティや歴史、国際協同組合年(IYC)の意義について解説されました。特に、協同組合は組合員のための「共益」にとどまらず、事業を通じて社会全体に貢献する「公益」の役割を果たしていることが、一貫してわかりやすく語られ、参加者にとっては協同組合と一般企業の違いを理解する貴重な機会となりました。
また、広く協同組合を知ってもらうことを目的に、参加いただいた皆様へ栃木県実行委員会各団体の紹介資料を配布するとともに、栃木県実行委員会の13団体を代表して「栃木県農業協同組合中央会」「栃木県森林組合連合会」「栃木県生活協同組合連合会」の活動報告がされました。
フォーラム終了後には、協同組合にちなんだ農産物や加工品が当たる抽選会や、マルシェによる販売も行われ、参加者が実際に協同組合の魅力に触れる機会となりました。
国際協同組合年(IYC)は、協同組合が持続可能な開発目標(SDGs)に貢献していることへの理解と認知度を高めることを目的に、国連が定めたものです。今回のように、一般の方々が学びと体験を通じて協同組合を知る機会を提供する取り組みは、まさにIYCの趣旨にかなった重要な活動と言えます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |