協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

「やまぐちピースフォーラム2025」を開催
~協同組合がともに考える平和な未来~

 7月28日(月)、山口市にて「やまぐちピースフォーラム2025」が開催されました。本フォーラムは、コープやまぐちと山口県生協連で構成される「山口県ピースアクション実行委員会」が主催し、国際協同組合年を記念し、2025国際協同組合年山口県実行委員会の協賛により行われました。本フォーラムは、2010年、山口県内すべての市町の首長が平和首長会議に加盟したことを契機に始まり、以後継続して開催されてきたもので、本年は県内各地から280名の方が参加し、平和への思いを新たにしました。

 開会にあたり、主催者を代表して山口県ピースアクション実行委員会の岡崎悟委員長(山口県生協連会長理事)があいさつを行いました。
 続いて、一般社団法人核兵器をなくす日本キャンペーンの浅野英男コーディネーターによる基調講演が実施されました。「核兵器のない未来をつくる~なぜ、『いま』を生きる私たちの課題なのか~」と題する講演は、核兵器の非人道性や核兵器禁止条約の意義、国際的な議論の現状と日本の立場についてわかりやすく説明され、核兵器のない未来を改めて考えるきっかけになりました。

講演後には、山口市の伊藤和貴市長をはじめ県内11市町の首長が参加する「山口県版平和首長会議」を開催。各自治体の平和に対する思いや取り組みが報告され、協同で地域の未来を築く決意が共有されました。

 エンディングでは、山口市原爆被害者の会・永野和代会長が登壇しスピーチ。また、コープやまぐち組合員の子どもが平和をテーマにしたオリジナルソングを歌い、参加者全員で平和な未来を願いました。

 2025国際協同組合年山口県実行委員会では、会場ロビーにて国際協同組合年と国内の様々な協同組合、実行委員会を構成する各組合を紹介するタペストリーやパネルの展示を行いました。また、県の公式LINEアプリ「ぶちうまアプリ」と連携した国際協同組合年キャンペーンの紹介も行い、今後もSNSを活用した広報活動を通じて、より多くの県民に協同組合の取り組みを発信する予定です。