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2025国際協同組合年
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2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

香川県で「協同組合学習交流会」を開催
―国際協同組合年に協同組合間連携の理解と促進を図る―

 2025年8月1日、香川大学イノベーションデザイン研究所(高松市)を会場に、「2025国際協同組合年香川県実行委員会」主催の『協同組合学習交流会』が開催されました。県内の協同組合から午前・午後各17団体約70名が参加し、協同組合の理念や協同組合間連携の重要性について学びを深めました。

 今回の学習交流会は、国連が定めた2025年国際協同組合年の意義を理解し、その取り組みを広く発信することを目的に企画されたものです。

 冒頭では、香川県生協連の木村誠会長が主催者を代表して挨拶を行い、続いてJA香川中央会総合対策部の大村康夫次長が、県内の協同組合間連携について実践事例を紹介しました。

 また、日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務の比嘉が「国際協同組合年の意義と協同組合間連携」をテーマに講演。参加した役員や幹部職員らは、協同組合がともに力を合わせる意義について理解を深めました。講演後の昼食懇談会では、協同組合間連携のあり方について活発な意見交換が行われました。

 午後の部では、中堅・若手職員を対象としたワークショップが行われ、JCAの青木連携推進マネージャーがファシリテーターを務めました。参加者と協同組合のアイデンティティや価値を再確認し、それらをいかに地域や社会に伝えていくかについて意見を交わしました。「公益性を持つ協同組合どうしの連携を強めたい」「力を合わせて国際協同組合年を周知したい」といった前向きな声も多く聞かれました。

 なお、10月には、本会場である香川大学において、協同組合に関する講座の開設が予定されています。地元学生に協同組合の事業や理念を紹介し、地域共生社会の実現に向けた学びの場となることが期待されています。

 2025国際協同組合年香川県実行委員会では、今後も香川大学をはじめとする協同組合以外の多様なステークホルダーとも連携しながら、地域に根ざした協同の取り組みを進めていきます。

 

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