協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

鳥取県で国際協同組合年記念コンサートを開催
―協同組合の価値を地域に発信―

 9月6日、鳥取県内の協同組合で構成される鳥取県協同組合連絡協議会は、倉吉市のエースパック未来中心で「国際協同組合年記念コンサート」を開催しました。 本イベントは、2025年の国際協同組合年の取り組みとして「人とつながること」をテーマに、地域社会の課題解決や持続可能な開発目標(SDGs)への貢献など、協同組合の社会的役割や価値を多くの人にアピールしました。
 コンサートには、山陰出身のシンガーソングライター浜田真理子さんが出演し、鳥取県の民謡を含む全12曲を披露。県内外から約1,000人が来場し、協同組合の価値に触れる貴重な機会となりました。また、コンサート後には、鳥取県産の農畜産物や加工品などが当たる抽選会も行われ、地域の魅力発信にもつながる催しとなりました。
 同協議会の栗原隆政会長(JA鳥取県中央会代表理事会長)はコンサートのあいさつで「多くの人に協同組合の意義や役割を知ってほしい。そのためにも国際協同組合年を契機に協同組合間の輪を広げ、よりよい地域社会の実現につなげたい」と話しました。
 また、鳥取県生協連の大森隆専務理事は、「開催に至るまで様々な協同組合と協議を重ねることで、これまでにない強い関係性を築くことができました。これが、本イベントと国際協同組合年の大きな成果です。鳥取県は全国で一番人口が少なく、過疎化も急速に進んでいます。今後も新しい挑戦を続けます。」と話しました。
 同協議会は、全国の協同組合ゆかりの地をめぐる視察研修など、様々なユニークな取り組みを計画しています。国際協同組合年をきっかけに新しい活動が生まれています。