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大阪・関西万博のイタリアパビリオンでワークショップを開催
2025年9月20日(土)、日本協同組合連携機構(JCA)は大阪・関西万博のイタリアパビリオンにおいて、イタリアのレーガコープとともに「協同組合は未来の社会を築きます」をテーマに、ワークショップを開催しました。
レーガコープは、10,000以上の協同組合が加盟する、イタリアの協同組合の全国組織です。
当日は、イタリアと日本の協同組合関係者約100名が参加しました。
ワークショップでは、長野県高齢者生活協同組合 副理事長・協同総合研究所 理事 田中夏子氏をモデレーターに、日本とイタリアの6つの協同組合から、それぞれの協同組合・団体が取り組む社会課題への対応に関する事例報告を行った後、意見交換を行いました。
《司会》
JCA 常務理事 伊藤治郎
《開会挨拶》
大阪・関西万博イタリア館 総責任者・大使 マリオ・ヴァッターニ氏
JCA理事・JA 全中顧問・ICA 理事 中家徹氏
レーガコープ全国連合会 会長 シモーネ・ガンベリーニ氏
エミリア・ロマーニャ州 州知事 ミケーレ・デ・パスカーレ氏
《ビデオメッセージ上映》
国際協同組合同盟(ICA)会長 アリエル・グアルコ氏
国際労働機関(ILO)協同組合・社会的連帯経済ユニット ユニット長 シメル・エシム氏
《日本とイタリアの協同組合運動の概要》
日 本:JCA 協同組合連携2部 連携推進マネージャー 青木 覚・小島 愛美
イタリア:レーガコープ(ビデオ上映)
《事例報告・意見交換》
【モデレーター:長野県高齢者生活協同組合 副理事長・協同総合研究所 理事 田中夏子氏】
・「イタリア最大の乳製品サプライチェーンの未来に向けた協同、革新、展望の歴史」
グランラッテ協同組合(酪農)会長 シモーナ・カセーリ氏
・「JAいずみの地域農業成長化戦略『地域農業の持続可能性を守り発展させる就農支援の取り組み』」
JAいずみの 営農経済部 主管 辻野隆弘氏
・「ウニコープ・フィレンツェ~スーパーマーケットをはるかに超える~」
ウニコープ・フィレンツェ(生協)会長 ダニーラ・モーリ氏
・「なにわフードバンク“しっかり食べや”の取り組み」(協同組合連携による食料支援)
なにわフードバンク“しっかり食べや” 理事長 松岡賢司氏
・「人とコミュニティのための建築」
ポリテクニカ協同組合(建築設計) 会長 フランチェスカ・フェデルツォーネ氏
・「『協同の縁』プロジェクトの取り組み」(組合員・住民による地域活性化の拠点づくり)
SUN・SUN会(JAひだ住民・組合員組織)顧問・高山市議会議員 石原正裕氏
地域ささえ愛組織(JA愛知東組合員組織)代表 加藤久美子氏
《閉会挨拶》
レーガコープ全国連合会 副会長 アティリオ・ダッダ氏
事例報告や意見交換を通じて、両国の協同組合が社会課題にどのように取り組んでいるかを相互に理解し合うとともに、持続可能な地域社会の実現に向けた、今後の連携や協力への貴重な機会となりました。
また、9月26日(金)には、東京において、レーガコープの訪日団と日本のICA会員団体とで、「若者とデジタル化」「高齢化と人口減少」をテーマにワークショップを開催しました。
