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―国際協同組合年を契機に、協同の原点と未来を学ぶ―
島根県の協同組合がフィンランドとドイツの協同組合を視察
―国際協同組合年を契機に、協同の原点と未来を学ぶ―
2025年9月、島根県の協同組合がフィンランドおよびドイツにおける協同組合の取り組みを学ぶ視察研修を実施しました。
今回の研修は、2025年の国際協同組合年にあたり、持続可能な地域づくりと協同組合の新たな役割を考える機会として企画されたものです。IYC2025の取り組みとして国内の協同組合が海外視察を実施するのは、全国的にも珍しい取り組みです。
視察団は、フィンランドにおける協同組合の中央組織であるペレルボ協会(Pellervo Society)を訪問し、協同組合が社会・経済に果たしてきた役割、SDGsやIYC2025への取り組み、地域に根ざした協同の文化について学びました。
続いてドイツでは、ドイツ協同組合連合会(DGRV)を訪問し、再生可能エネルギーを活用したエネルギー協同組合の展開や、地域社会との連携、倫理的消費への取り組みなどについて意見交換を行いました。
また、現地の日本大使館を訪問し、フィンランド・ドイツ両国における社会経済の動向や協同組合の政策的な位置づけについて説明を受け、国際的な協同の潮流に対する理解を深めました。
今回の研修で得られた知見は、県内の協同組合間連携での活動にも活用することが予定されています。


