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- 徳島県鳴門市で第4回「賀川豊彦ゆうあいフェスタ」 を開催
―ICA「協同組合文化遺産」に認定された記念館にて――
徳島県鳴門市で第4回「賀川豊彦ゆうあいフェスタ」 を開催
―ICA「協同組合文化遺産」に認定された記念館にて――
11月8日(土)から16日(日)までの9日間、鳴門市賀川豊彦記念館およびその周辺施設にて「第4回 賀川豊彦ゆうあいフェスタ」が開催されました。
今回のフェスタでは、生協・農協・森林組合・労働者協同組合などの分野を超えた複数の協同組合が一堂に会し、互いの強みを活かして連携しながら、地域社会での実践を広く発信しました。
8日のオープニングイベントでは、チャリティウォーク、ステージショー、キッチンカーの出店など家族連れや幅広い世代が楽しめる催しが行われました。また、期間中は「映画上映と講演会」「賀川豊彦ゆかりの地をめぐるバスツアー」「秋祭り」など、多様なプログラムが実施され、来場者にとって「協同組合の父」と言われる賀川豊彦が追い求めた”協同”や”友愛”といったメッセージを体感できる場となりました。
本フェスタでは、特に「協同組合間連携」が企画の大きな柱となりました。例えば、生協・農協・森林組合が横並びでブースを出展し、商品や県内での活動を来場者にPRしました。また、国際協同組合年を記念した労働者協同組合による講演会も開催されました。
初日のオープニングだけでも多くの市民・家族が来場し、「楽しいステージだった」「色々な協同組合のことを知ることができた」といった声がありました。
徳島県の協同組合は、今回のフェスタで得られた協同組合間の横のつながりを、来年以降の活動へとつなげる予定です。国際協同組合年をきっかけに、協同組合間の連携が着実にひろがっています。
(詳細はこちら)
鳴門市賀川豊彦記念館 – 鳴門市賀川豊彦記念館ホームページ
◆ 賀川豊彦記念館がICA「協同組合文化遺産」に
今回の会場となった鳴門市賀川豊彦記念館は、2025年11月13日に国際協同組合同盟(ICA)が立ち上げた「協同組合文化遺産」プロジェクトにおいて、「協同組合文化遺産」として認定されました。これにより鳴門市賀川豊彦記念館はイギリスの「ロッチデールパイオニアミュージアム」など、世界の代表的な協同組合文化遺産と肩を並べることとなります。同プロジェクトは、世界各地の協同組合の歴史や文化を未来へ継承することを目的に発足したもので、第一弾として25か国31か所が選定されました。
【関連リンク】
ICAが協同組合文化遺産リストを発表~日本から鳴門市賀川豊彦記念館が認定される(JCAウェブサイト内)
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