協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

静岡県での「協同組合学習交流会」でファシリテーターを務めました

 11月14日(金)、静岡県内の協同組合10団体の若手職員48人が集まり、「2025国際協同組合年協同組合学習交流会」が開催され、JCA 協同組合連携2部の小島愛美連携推進マネージャーとIYCプロジェクトチームの丹後真一マネージャーがグループワークのファシリテーターを務めました。

 当日は、グループワークに先立ち、2つの講演が行われました。講演1では、公益財団法人 賀川事業団 雲柱社 賀川豊彦記念松沢資料館 常務理事・刈谷雅夫氏より、「賀川豊彦の協同組合思想と実践」と題した講演が行われました。賀川豊彦の生い立ち、協同組合理論、世界的評価などについて幅広く紹介され、参加者にとって賀川豊彦の歩みと思想を深く知る機会となりました。

 続く講演2では、フードバンクふじのくに 事務局長・望月健次氏より、「フードバンクと食料支援」と題し、フードバンクの仕組みや生活困窮の解決に向けた支援の取り組みについて説明がありました。会場では余剰食料の受付も行われ、参加者は持参した食料を寄せ合い、フードドライブ活動に協力しました。

 休憩を挟んだ後のグループワークでは、参加者が9班に分かれ、「自己紹介&私の組織紹介」および「協同組合間提携で生まれる可能性」をテーマに意見交換を行いました。JCAの小島マネージャーと丹後マネージャーが全体ファシリテーターとして各班の議論を促し、各組織での地域貢献活動や地域・社会の困りごとを踏まえながら、協同組合が連携して取り組めそうなプロジェクトについて、自由に話し合いました。

 最後に班ごとにまとめたプロジェクトの発表が行われました。この中には、中山間地での土地活用や、災害時の衣食住ネットワーク連携など、静岡県ならではの【困りごと】をテーマにしたものもあり、参加者が協同組合間提携の可能性を実感できる内容となりました。

開会あいさつをされる山下登紀夫氏
講演1の刈谷雅夫氏
講演2の望月健次氏
グループワークでファシリテーターを務める
丹後真一氏
グループワークでファシリテーターを務める
小島愛美氏
グループワーク発表の様子
交流会会場で実施した
フードドライブ活動