協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています
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    ― 地域の協同組合と連携し、協同の理念と実践を学ぶ ―

香川大学で新たに「協同組合概論」を開講
― 地域の協同組合と連携し、協同の理念と実践を学ぶ ―

 香川大学では、2025年度より新たに「協同組合概論」を開講しました。本講座は、2025国際協同組合年を契機に、協同組合の理念や基本原理、歴史的発展、そして香川県を中心とした地域社会における役割を体系的に学ぶことを目的としています。

 講座には、日本協同組合連携機構(JCA)の青木覚連携推進マネージャー、コープかがわ、JA香川県、香川大学生協など、多様な協同組合の実務者がゲスト講師として登壇。それぞれの協同組合の歴史や実践、協同組合間連携の取り組みについて、講師と学生が意見交換を行いながら、協同の価値を多面的に学びます。

 授業では、担当教員の岡田徹太郎教授によるワークやグループディスカッションの時間も設けられており、学生が主体的に考え、協同の意義や課題を自分ごととして捉える参加型の構成が特色です。協同組合の理念や事業を単に知識として学ぶだけでなく、対話を通じて理解を深めることができます。

 学生は、非営利セクターの役割、協同組合の仕組みや種類、SDGsとの関係、さらには生協や農協の具体的な地域における実践まで幅広いテーマを学びます。講義やレポート、ワークを通じて、協同組合が果たす社会的・経済的機能と地域共生社会への貢献について理解を深めることが期待されています。