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山梨県で協同組合のアイデンティティと連携の可能性を探る学習会を開催
2025年12月9日(火)、山梨県甲府市において、学習交流会「協同のチカラで未来をつくる -ICA声明に学ぶ、協同組合のアイデンティティと連携の可能性-」が開催され、JCA協同組合連携2部の小島 愛美連携推進マネージャーが講師を務めました。
本学習交流会は、2025年国際協同組合年記念企画として実施されたもので、山梨県生協連の主催のもと、県内の10の協同組合組織から62名が参加しました。
学習会は、講義の中に2回のグループワークを組み込みながらすすめました。
はじめに、現行の協同組合のアイデンティティに関するICA声明の解説や、現在実施されている改定協議の動向について説明しました。これを受けて行われた1回目のグループワークでは、「自分自身が好きだと感じているアイデンティティのポイントに触れながら、協同組合について組合員にどう説明するか」を考えました。参加者からは、「日常業務の中ではややもすると他との競争に陥ってしまいがちだが、協同組合に求められる共益と公益の大切さをあらためて認識し、業務の意義や意味をきちんと説明したい。」といった感想が寄せられました。
引き続き、IYC2025における県域での取り組み状況や連携事例について紹介したうえで、2回目のグループワークを行い、「山梨県内の協同組合同士でこんな連携があったら、うれしい!楽しい!」を考えました。ここでは、「今日のような一緒に学ぶ場、お互いを知り合う場をもっとつくりたい」との声が挙がりました。
学習会の後には、「団体ごとのアピールタイム」として、各団体の組織・取り組みの紹介を行いました。
今回の学習交流会では、協同組合間でお互いを知り合うとともに、アイデンティティを共有しながら連携の可能性を探ることで、今後の取り組みに向けた第一歩となりました。
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