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- 香川県の協同組合が「協同のちから」で防災訓練を実施
―ラウンドテーブルから生まれた、地域防災力の向上を目指す取り組みを継続―
香川県の協同組合が「協同のちから」で防災訓練を実施
―ラウンドテーブルから生まれた、地域防災力の向上を目指す取り組みを継続―
2025国際協同組合年香川県実行委員会は、国際協同組合年(IYC2025)の取り組みの一環として、2025年12月6日、高松市で共通事業「協同のちからでできること―防災訓練―」を実施しました。
この地域防災に関する取り組みは、日本協同組合連携機構(JCA)が提案した「ラウンドテーブル」(※)をきっかけに、かがわ協同組合連絡協議会において協議を重ね、協同組合間連携で取り組む「共通事業」として立ち上げられ継続的に実施されています。
(※)ラウンドテーブルとは、協同組合や関係団体が分野や立場を超えて集まり、地域の課題について率直に意見交換を行い、具体的な行動につなげていく対話の場です。
当日は、農協・生協・森林組合・漁協・労協などの多様な協同組合と関係団体の職員およびその家族、約50名が参加。丸亀市川西地区自主防災会の協力のもと、仮設トイレの組み立て・ロープワーク・応急手当・AEDの使用訓練・毛布担架による搬送体験・避難所設営訓練など実際の災害発生時を想定した多種多様な訓練を行いました。
また、訓練後には炊き出し体験も実施。非常時における食の確保や役割分担の重要性について理解を深めました。参加者からは、「体験型の訓練を通じて、防災を自分事として考えることができた」といった声が聞かれました。
香川県では、ラウンドテーブルを起点とした協同組合間連携の活動を継続することで、環境・防災などの協同組合が向き合うべき地域課題に対し、「協同のちから」で対応をすすめています。
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