小山良太

福島大学教授
メッセージ
東日本大震災・原発事故から14年が経つ。この間、すべての協同組合組織が多発化する災害や極端気候の問題、新型コロナウィルスへの対応に向き合ってきた。働き方、生活様式、貿易構造など、グローバル化を前提とした社会の在り方が大きく変化している。不確実化する現在の世界では、食料、農業、農村、そして日本型総合農協や新しい協同の取り組みはむしろ大きな可能性を秘めているのではないかと考えている。現地で生まれる協同の萌芽を橋渡し(bridge)する仕組みづくりに期待する。