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第2回「協同労働型の協同組合の法制度整備」に向けた学習交流会が開催されました。

2013年9月10日(火)、東京都千代田区のJAビルにおいて、「協同労働を社会に広げるために」をテーマに、第2回「協同労働型の協同組合の法制度整備」に向けた学習交流会が開催され、協同組合関係者約50人が参加しました。

この学習交流会は、「協同労働の協同組合」とその法制化の取組みについて、広く協同組合関係者に伝え、法制化への理解と賛同を得ることを目的としており、5月30日の開催に続いて第2回目となる今回は、日本労働者協同組合連合会(以下「日本労協連」という。)とワーカーズ・コレクティブネットワークジャパンとの共同で企画されました。

谷口肇氏(IYC記念全国協議会幹事長・JA全中常務理事)による開会挨拶の後、2013年2月7日に放送された“NHKクローズアップ現代”「働くみんなが“経営者”~雇用難の社会を変えられるか~」が上映されました。

「雇う」「雇われる」の関係ではない「協同労働」という働き方について、日本労協連・センター事業団の実践の紹介や、スペインの巨大な協同労働の組織「モンドラゴン」などの映像を通して、いま注目される「協同労働」とはどのような働き方なのかを、出演された一橋大学名誉教授の富沢賢治氏が分かり易く解説されています。

上映の後、ワーカーズ・コレクティブネットワークジャパン・事務局長の藤木千草氏が、ワーカーズ協同組合の仕組み、実践、法制化を求める背景、法制化運動の歴史について報告し、それに続いて、協同総合研究所・理事長及び日本労協連・副理事長の岡安喜三郎氏が、海外の事例を紹介しながら法制化の必要性や論点について報告しました。

青竹豊氏(IYC記念全国協議会副幹事長・日本生活協同組合連合会執行役員渉外広報本部長)の閉会挨拶でも、今回のような「協同労働」を社会に広げるための取組みが継続されることへの期待が語られました。

 

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