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青森県生協大会でSDGsの講演を行いました

 11月19日(金)に開催された第36回 青森県生協大会で、JCA協同組合連携1部の文珠連携推進マネジャーが「SDGsと私たちのくらし、生協の役割」というテーマの講演を行いました。

 講演に先立ち、コロナ禍での県内生協の取り組みとして津軽医療生協の新型コロナウィルスへの対応、弘前大学生協の大学生に対する食の支援「100円夕食」や「新型コロナの自宅療養者への食品セットの配達」等、青森県で積極的に行われている、健康づくりやいのちを守るための取り組みの報告がありました。

 講演では県下で生協が取り組んでいる活動をSDGsの17ゴールに紐づけた結果を示し、すべてのゴールに対しアクションが行われていること、特に生協のSDGs取り組み宣言に沿った活動が盛んに行われていることを確認しました。

 一方で、大量生産・大量消費や利便性に慣れ切ってしまっている私たちの生活様式そのものに起因するゴールについては、私たち自身がどう変わるのかが求められていることを説明し、SDGsの達成期限の2030年まで残り10年、更なる実践を呼びかけて講演を終えました。

 参加者からは「“私たちは頑張っている”で、終わらせないためにどうすればいいか」や「地域の住民へSDGsを普及し、広げる良い方法があれば知りたい」さらに「地域の高齢者が地域の課題を解決するために団体を作り、事業を展開するという『広島市の協同労働のプラットフォーム』と生協のかかわり方を教えて欲しい」など、実践者ならではの具体的な質問が出されました。