こくみん共済coopの「2021年度ニューキャリア研修Ⅲ」で講師を務めました

　2月16日（水）にこくみん共済coopの「2021年度ニューキャリア研修Ⅲ」において、JCA協同組合連携2部の片岡昇連携推進マネージャーが講師を務めました。

　こくみん共済coopは、JCAの第1号会員で、共済事業を行う生活協同組合の連合会です。「2021年度ニューキャリア研修Ⅲ」は、2021年4月の入会者を対象としたもので、2月15日から3日間にかけてオンライン形式で行われました。

　JCAが担当した単元は「協同組合間連携」で、こくみん共済coopが取り組む社会的役割を認識することを目的とし行われました。4つのテーマ（相互扶助の系譜と協同組合、協同組合とは、協同組合間連携について、協同組合の役割について）を設定し、協同組合という組織体が秘める可能性と社会的役割、協同組合人として期待されていることなど「協同組合を学ぶ100の言葉」（発行：日本農業新聞社）をサブテキストに使用し講演しました。　

　協同組合の生成については、産業革命以前から生じていた協同組合のルーツを紹介するとともに、オウエン主義者たちの社会運動やロッチデール公正先駆者組合の展開について説明を行いました。参加者は、自組織の根幹となる協同組合の組織性の特徴など幅広く学習しました。

　JCAでは新型コロナウイルス感染症への対処として、オンライン学習会にも積極的に取り組んでいます。お気軽に相談ください。