県段階の協同組合間連携の実態について

岡山県協同組合連絡協議会がフードバンク岡山に食料品を支援しました

 2月14日 (月)、JA岡山中央会、岡山県生協連、岡山県漁連、岡山県森連の4つの協同組合で構成する岡山県協同組合連絡協議会は、NPO法人フードバンク岡山に県産品などを中心とした食料を寄贈し、同日、贈呈式が行われました。

 贈られた食料品は、里海米「きぬむすめ」(JAから)、ビーフカレー、ミックスキャロットジュース、菓子類(県生協連から)、岡山のり(県漁連から)、県産原木シイタケ(県森連から)とバラエティに富んでおり、異なる種類の協同組合の連携の成果であることが分かります。

 贈呈式で、岡山県協同組合連絡協議会の青江伯夫代表(JA岡山中央会会長)は、「新型コロナウィルス禍で経済が停滞し、生活に困る人が増えている。これからも相互扶助の精神の下、各協同組合が連携し、時代にマッチングした取り組みを進めていきたい」と述べました。

 これを受け、フードバンク岡山の糸山智栄理事長は、「フードバンクの取り組みは地産地消や持続可能な開発目標(SDGs)につながる。これを機に取り組みの輪がもっと広まってほしい」とお礼を述べました。
(※上記2つのコメントは、2022年2月15日、日本農業新聞記事より抜粋)

 岡山県協同組合連絡協議会のような協同組合の連携組織は、42都道府県に存在します(2022年2月時点)。JCAでは全国の連携組織に地域課題を話し合うラウンドテーブルを呼び掛けています。今回の取り組みは、岡山の協同組合の県組織が地域のために協力してできることを話し合った結果、実現しました。