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山形県JA女性組織協議会 幹部研修の講師を務めました

 3月28日(月)山形県JA女性組織協議会 第66回総会にあわせて開催された研修会において、JCA連携推進マネジャーの文珠正也が「取り組もう地域で広げようSDGs」をテーマに講師を務め、JA女性部の部長、支部長、女性部員等約70名が参加されました。
 山形県では、これまでに何度かSDGsの学習会を行い、すでにフードドライブにも取り組んでいることから、講演ではフードドライブを起点に、様々な世代の仲間とつながり、地域のフードセーフティーネットの構築を目指している東京の事例や産消提携をきっかけに6次産業化や環境保全活動に援農、そして再生可能エネルギーの電源開発まで行い、その基金の1部を活用した移住・定住の拠点「TOCHITO」の建設にも広がった地元庄内地方の事例など、協同組合の女性が中心に活躍している7つの事例の紹介をとおして「大きな取り組みも最初は小さな身近な困り事の解決から始まっている」ことをお話ししました。
 オンラインという制約もあり、なかなか内容を身近に捉えられず難しく感じた方もおられたようでしたが、この研修をきっかけにこれまでの実践が新しい仲間を得て、さらに地域に広がることを期待します。