国際連携

ICAセビリア総会で中家JA全中会長(JCA会長)が理事に再選

 国際協同組合同盟(ICA)の総会が、2022年6月20 日、スペインのセビリアで開催されました。60ヵ国から約400名の協同組合リーダーらが参加、日本からは中家徹JA全中会長(JCA会長)、土屋敏夫日本生協連会長(JCA副会長)、新井ちとせ日本生協連副会長、中野理日本労協連理事、伊藤治郎JCA専務補佐ら11名が参加しました。

 今回の総会ではICA会長および理事の選挙が行われ、アルゼンチンのアリエル・グアルコ氏が会長に再選されました。15人の理事を選ぶ理事選挙では、日本から中家徹JA全中会長がICA理事に再選されました。

 総会では、ICA会員であるコープ・ウクライナのゴロホフスキー会長から、同国の状況を報告し支援を呼び掛けるスピーチも行われました。

 総会に先立ち「協同組合:今がその時!」と題する会議がスペインの労働者協同組合連合会COCETAの主催により開催され、パネルディスカッション等が行われました。アントニオ・ムニョスセビリア市長、ヨランダ・ディアス第2副首相兼労働・社会経済大臣(ビデオメッセージ)が挨拶し、スペインにおける協同組合の重要性を強調し、世界の協同組合関係者に向けて社会的連帯経済における協同組合の役割発揮に対する期待を述べました。

再選されたアリエル・グアルコ会長(右)
議案採択の様子
ウクライナの状況を説明する コープ・ウクライナ会長
開会挨拶をするアリエル・グアルコ会長