県段階の協同組合間連携の実態について

JA佐渡とコープデリ連合会による協同組合間連携の取り組み
『佐渡トキ応援お米プロジェクト』の贈呈式を開催しました

 10月8日(土)、新潟県佐渡市で『佐渡トキ応援お米プロジェクト』の寄付金贈呈式が行われ、コープデリグループから佐渡市に3,149,822円の寄付金が贈られました。

 このプログラムは、米という日常の食生活の中で消費される食品を通じて、佐渡市が進める環境に配慮した農業(生物多様性農業)の推進やトキの野生復帰を支援する活動で、JA佐渡とコープデリ連合会の産直連携として、2010年から始まり、今年で13年目を迎えました。

 コープデリ連合会は、毎年この時期にJA佐渡から仕入れた佐渡コシヒカリ米の供給金額の一部を「佐渡市トキ環境整備基金」へ寄付しています。コープデリの組合員は佐渡コシヒカリ米の購入を通じて、環境保全活動に貢献することになります。

 また、トキの生息環境の向上やトキ保護を目的とした「生きもの調査」「稲刈り体験」など環境保全型農業を体験する機会を通して、協同組合間連携による産直での人的交流も進められています。 

左から:JA 佐渡 竪野信理事長、佐渡市 渡辺竜五市長、 コープデリにいがた 登坂康史理事長、コープデリ連合会 永井伸二郎副理事長