県段階の協同組合間連携の実態について

栃木県協同組合連絡会が「協同組合意見交換会」を開催

 栃木県の協同組合10団体で構成する栃木県協同組合連絡会は、11月10日、「協同組合意見交換会」を開催しました。

 この意見交換会は、同連絡会の事務局を共同で務めるJA栃木中央会と栃木県生協連が企画したもので、当日は9団体から13名が参加しました。

 前半に行われた学習会では、NPO法人とちぎボランティアネットワークの矢野正弘理事長を講師に、子どもの貧困について、その現状や課題を学びました。

 後半には、矢野理事長の講義を受けてグループワークが行われました。参加者は学習会の感想を共有した後、協同組合が連携してできることを話し合いました。参加者からは広義の感想として、子どもの貧困について現実を知ることやできることを継続することの必要性があげられました。

 協同組合はそれぞれ社会課題への取り組みを行ってきましたが、課題が大きくなるにつれ、協同組合が連携して取り組むことが必要になっています。JCAでは今回のような意見交換会をその第一歩として意義あるものと考えています。