県段階の協同組合間連携の実態について

「防災」をテーマに千葉県協同組合間提携女性交流会が開催されました

 12月14日(水)に千葉県生活協同組合連合会、千葉県漁協女性部連絡協議会、JA千葉女性部協議会、千葉県協同組合提携推進協議会は「第27回千葉県協同組合間提携女性交流会」を開催しました。当日は生協の女性組合員、JA女性部員、事務局員など23名が参加しました。

 この交流会は生産者と消費者が相互に交流することを目的として開催し、各協同組合の女性組織が持ち回りで組織の特色を生かした企画を立て実践してきました。3年ぶりの開催となった今年は、JA千葉女性部協議会が事務局となり運営を進めました。

 昨今、全国で自然災害が多発していることから「防災」をテーマに『家の光』の掲載記事を活用した防災頭巾づくりを行いました。3年前の台風被害を踏まえ、避難の際どのような備えが必要かを話し合いながら、防災頭巾を完成させました。

 防災頭巾は、バスタオルの中に保険証のコピーや歯磨きセット、衣類や紙オムツ、現金など、避難時に必須となる携帯物を、しつけ糸でタオルに縫い付けたものを入れて作ります。糸をほどけば避難先で使えるという工夫が凝らされています。

 参加者からは、「今の時代はマスクも必要」「何が必要かを考え、防災意識も高まった」「家族の分も作り、枕元に置いておきたい」などの感想が寄せられ、改めて災害に備えて準備しておくことの大切さを認識する良い機会となりました。

 今年も女性交流会は、協同組合女性組織のつながりを深める相互理解の場になりました。