県段階の協同組合間連携の実態について

JA和歌山中央会「常勤理事研修」で講演をしました

 2023年2月10日(金)午後に和歌山県JAビル2Fの「和ホール」で、JA和歌山中央会主催の「常勤理事研修」が行われ、それぞれJCAの比嘉専務が「めぐる情勢を踏まえた協同組合としてのJAの経営戦略」、鹿児島県JAあいらの中條組合長が「JAあいらの『結集力強化戦略』の展開について」という講演をしました。この研修には、県下8JA・県域連合会より約30名の役員が集まり、参加者は熱心に耳を傾けました。

 JCAの比嘉専務は、最近のJAを巡る厳しい情勢認識や経営シミュレーションの仕方について触れた後、協同組合としての使命と収支確保が両立できる事業方式について、わかりやすく事例をあげながら説明をしました。またJAあいらの中條組合長は、組合長に就任されてから6年間の間に行った様々な組合員・行政・地域などとの関係性強化の取り組みを紹介し、今後の結集力強化に向けた課題について説明をしました。

 この研修会の前段でJCAの比嘉専務と佐藤ブロック担当マネージャーは、「和歌山県協同組合組織連絡会」の構成団体である「和歌山生協連」「和歌山県漁連」「和歌山県森連」をそれぞれ表敬訪問し、「JCAの近況報告」や「全国の協同組合間連携の事例」などを説明し、今後の県内団体の連携強化に向けて打合せを行いました。

講演をするJCAの比嘉専務
講演をするJAあいらの中條組合長