県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合連絡会議こうちが広告用資材を作成

 高知県森林組合連合会、高知県漁業協同組合連合会、高知県農業協同組合中央会、高知県生活協同組合連合会、ワーカーズコープの5つの協同組合で構成する協同組合連絡会議こうちが、協同組合紹介および理解醸成に向けた広告用資材を作成しました。

 協同組合連絡会議こうちは、2022年4月に開催した、協同組合連絡会議こうち構成団体幹事会(以下、幹事会)にて、ワーカーズコープを広告用資材作成の事務局に選出。

 以後、ワーカーズコープが作成した原案を元に、幹事会で議論を継続。「裏面も作成し、各協同組合の説明を入れては如何か」等の意見を活かし、広告用資材を作り上げて行きました。

 今年1月の幹事会で内容が決定。

 表面には、「ひろがる つながる 協同組合」というロゴと、高知県を代表する風物を図案化したもの、各協同組合の活動の場の写真等を置き、協同組合が、相互に助け合い、よりよいくらしを実現するための組織であること、高知県の様々な協同組合が、県民のより良いくらしの実現に向けて、役割を発揮していること等を記載。裏面には、各協同組合の簡潔な説明と写真を掲載。

 デザイン料等の共通費用は、協同組合連絡会議こうち構成団体で按分し、印刷費用は各団体の印刷部数に応じた実費を負担するルールも決定。

 この1枚で、高知県の豊かな風土や暮らしに、協同組合が貢献していることが分かる、素晴らしい資材となりました。

 協同組合連絡会議こうちのような協同組合の連携組織は、42都道府県に存在します(2022年3月時点)。JCAでは全国の連携組織に地域課題を話し合う「ラウンドテーブル」を呼び掛けています。

 今回の広告用資材は、高知県の協同組合が、それぞれの得意分野を持ち寄り、協同組合の紹介と理解醸成に向けて話し合った結果、完成しました。