県段階の協同組合間連携の実態について

「OCoNoMiおおさか」が第30回 ワン・ワールド・フェスティバルに参加

 西日本最大級の国際協力のイベント「第30回ワン・ワールド・フェスティバル」が、2023年2月4日(土)・5日(日)の二日間、3年ぶりにカンテレ扇町スクエア、北区民センター、山西記念福祉会館、扇町公園でリアル開催され、OCoNoMiおおさか(大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会)は、セミナーの開催と、活動紹介ブースを出展しました。

 セミナーは2月4日に「SDGs✕新たな働き方と地域づくり」をテーマに、2022年10月の労働者協同組合法の施行を受けて、世界の労働者協同組合(ワーカーズコープ)運動の実情を学び、大阪におけるワーカーズコープの実践報告を通して、大阪での協同組合と非営利協同セクターの連携による取り組みについて考える企画として開催しました。

 ジャーナリストの工藤律子さんの基調講演では、「若者の夢、希望と持続可能な地域社会の実現をめざして~世界のワーカーズコープ運動と“つながり”の経済~」と題して、ヨーロッパ諸国のワーカーズコープの事業活動についてのお話がありました。その後、ワーカーズコープ連合会センター事業団関西事業本部の高橋弘幸さん、同事業団大阪中央事業所の内村恵さんが大阪での実践事例を紹介しました。最後に工藤さん、高橋さんと、近畿労働金庫地域共生推進室の東中健吾さんの進行役によるクロストークを行いました。

 活動紹介ブースでは、OCoNoMiおおさか構成団体のSDGs活動を紹介しました。各団体の取り組みを当てる「SDGsクイズ」を実施し、参加者には大阪府漁連を通して、NPO法人大阪府海域美化安全協会から、ご提供いただいた「海辺の生き物消しゴム」などをプレゼントしました。ブースには二日間で約450人が立ち寄っていただき大盛況でした。

セミナー(基調講演)
セミナー(クロストーク)
ブース(活動紹介)