県段階の協同組合間連携の実態について

三重県で「MM(ミドルマネジメント)セミナー」が開催されました

 2023年7月10日(月)、三重県協同組合連絡協議会(略称:三重MJC)は、津市のアスト津に於いて、「MM(ミドルマネジメント)セミナー」を開催しました。このセミナーには、三重MJCの会員団体の職員17名とMJCの開催事務局・JCA(日本協同組合連携機構)が参加しました。

 「MMセミナー」の第1回目(2回目は別途開催)として開催されたこの研修会は、組織の中で重要な役割を担う中堅職員が、協同組合の目的と役割を再認識し協同組合の視点から地域や社会的課題を解決することを目的としています。今回のテーマは「協同組合のアイデンティティについて考える」として、講義やワークショップの進行は、JCAの前田健喜CI・国際・研究チーム部長が務めました。

講義を行うJCA前田健喜CI・国際・研究チーム部長

 講義の中で前田JCA部長は、協同組合原則や協同組合のアイデンティティのICA(国際協同組合同盟)声明の変遷にふれながら、なぜアイデンティティについての世界的協議が行われるのかについて説明しました。

 また、その後のワークショップでは、17名を4班に分けて3つのテーマ「①アイデンティティ、どう思う?」、「②これからの協同組合、こうだったらいいな」「③アイデンティティ、大切にしたいこと、変えたいこと」についてディスカッションを行いました。

ディスカッション後の発表風景

 初対面どうしの参加者も多く、初めはぎこちなかった参加者たちも徐々に打ち解け、最後のグループ発表に向けて活発な議論を交わしていました。