県段階の協同組合間連携の実態について

佐賀県協同組合間提携連絡会議、東与賀海岸・唐津市西の浜海岸を清掃

 10月21日(土)、佐賀県協同組合間提携連絡会議を構成する9団体の内8団体(佐賀県生協連、JF佐賀有明、九州信漁連 佐賀統括支店、佐賀県森林組合連合会、JA佐賀信連、JA共済連佐賀県本部、JAさが、JA佐賀中央会)は、佐賀市の東与賀海岸で、JF佐賀玄海は唐津市西の浜海岸で開催された清掃活動に参加しました。

 同連絡会議では、2021年から構成団体による提携活動の企画を輪番制で実施しています。今年度は、担当団体の佐賀県有明海漁業協同組合が、(株)サガテレビが同漁協や各企業と協力して毎年行っている「アクトクリーンSAGA(有明海一斉清掃)」への参加を提案し、提携活動の実施が実現しました。

 当日は、約800人に上る県民の参加があり、同連絡会議の構成団体の職員や家族を含む合計99人が一般参加者とともに清掃活動に取り組みました。

 終了後、参加者からは「美しい有明海を守るには定期的な清掃活動が必要」「子どもの参加も多く環境問題を考えるきっかけとなった」との声が寄せられました。

 同連絡会議では、2021年にSDGsと協同組合~地域の持続可能性にどう貢献するか~」をテーマとした学習会、2022年度はSDGs川柳コンテストを実施しています。 

 JCAでは、こうした会員組織の輪番制による企画は、事務局機能の一極集中による負担を分担するだけでなく、個々の組織の特色を生かす優れた運営機能と考えており、今後の活動にも注目しています。