県段階の協同組合間連携の実態について

栃木県協同組合連絡会が協同組合間連携で意見交換会を開催

 10月19日(木)、栃木県協同組合連絡会は、協同組合間連携の一環として、協同組合意見交換会を開催しました。この意見交換会は、同連絡会の事務局を共同で務める栃木県生活協同組合連合会とJA栃木中央会が企画したものです。

 JA、生協、漁協など県内の協同組合15団体から21名が参加し、学習会とグループワークを行いました。

 学習会では、困難に立ち向かう子どもや若者、ひきこもり支援の現状などをテーマに、一般社団法人栃木県若年者支援機構の中野謙作代表理事が講演を行いました。

 その後のグループワークでは、講演の感想を共有しながら、子どもたちが直面している課題解消に向け、協同組合が連携して何ができるかを話し合いました。参加者からは「大人が変わらないと子どもも変わらないという言葉が印象的だった」との感想や「自組織の会員や利用者の中に理解者を増やしていきたい」、「組合員に相談窓口のチラシを配布することなど取り組めることに気付いた」などの思いが共有されました。

 栃木県生協連の中田和良会長は「世界各地で困難な状況が発生している今こそ、協同組合の出番だ。まずは栃木県でできることから、皆で考えていきたい」と述べました。