お知らせ

『まんがでわかる 賀川豊彦と考えるボランティア』が発刊

 

 家の光協会から『まんがでわかる 賀川豊彦と考えるボランティア』が発刊されました。2023年は1923年(大正12年)に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。関東大震災は、近代日本の首都圏に未曾有の被害をもたらしました。当時、被害が深刻だった東京・本所地域(墨田区)に拠点を構えて、被災地の救援を指導した賀川豊彦。当時、「ボランチャー(義勇兵)」という言葉を使い、若者たちに復興支援を呼びかけ、協同組合の事業特性を発揮させながら地域の中でコミュニティを築き、信用、医療、消費組合など協同組合を通じた復興を進めました。

 現在につながるような被災地支援のあり方を模索した賀川豊彦は、「災害ボランティアの先駆者」でもあります。関東大震災のときの、賀川の支援活動の先駆性や、現在まで続く賀川の功績を、まんがで紹介します。

(編):関東大震災100年事業 賀川豊彦とボランティア実行委員会

(まんが):富士山みえる

 

  • 仕様:B5判 64頁
  • 定価:600円(税込)
  • 発行:家の光協会(2023年12月20日発行)
  • ISBN:978-4-259-52205-6

 

目次

  • 関東大震災そのとき賀川豊彦は(まんが・富士山みえる)
  • 解説・本所基督教産業青年会とボランティア(伊丹謙太郎)
  • 解説・震災救援活動に加わった二人の女性のその後(岩田三枝子)
  • 解説・世界での評価と著名人との親交(杉浦秀典)
  • 解説・賀川豊彦における愛と協同、連帯の精神(伊丹謙太郎)
  • 寄稿・自分発で動き出す心のベクトル(玉岡かおる)
  • 寄稿・「そんなの関係ねえ!」精神の先輩を発見(小島よしお)
  • フラットにつながることからすべてが始まる(枝元なほみ)
  • ボランティアの先に平和への願い(アグネス・チャン)
  • 寄稿・「ボランティア」という小さな枠にはおさまらない賀川豊彦(山折哲雄)
  • 賀川豊彦関係事業展開図
  • 関東大震災100年 賀川豊彦とボランティア実行委員会の紹介
  • 賀川豊彦略年譜

など

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