県段階の協同組合間連携の実態について

JAグループ岡山のSDGs研修会に出講

 JA岡山中央会が3月8日(金)に開催した2023年度JAグループ岡山SDGs研修会で、JCA協同組合連携2部・連携推進マネージャーの青木が講師とファシリテーターを務めました。

 当日は、JAグループに加え、生協や森林組合からも参加があり、県内の多様な協同組合が持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みと課題を共有しました。

 その後、SDGsに貢献する協同組合の役割と価値を共有し、広く協同組合の認知度を高めるために国連が国際年として決議した2025年の国際協同組合年(IYC2025)について、協同組合が取り組むべき課題を出し合いながらグループワークで理解を深めました。

 参加者からは、「SDGsへの関心を一層強めたい」「若年層に協同組合の理解を広げたい」「協同組合間の連携を促進したい」などの意見が出され、さらには「県内の協同組合が連携してフードドライブに取り組む」などの具体的なアイデアも生まれました。

 最後に、すべての協同組合の事業や活動の柱となる協同組合のアイデンティティ見直しに関する動きを学び、自分ならばアイデンティティをどう見直し、活用するか議論しました。参加者からは、「協同組合と職員との関わりを明確にしたうえで、部下とのコミュニケーションに活用したい」や「協同組合と地域社会とのつながりをわかりやすく表現し、地域からの理解醸成に活用したい」など意見があがりました。

 岡山県では、それぞれの協同組合が独自に開催していた学習会に、他の協同組合があいのりする動きがみられます。JCAでは、このような取り組みを、学習会の設計や講師・ファシリテーターなどでサポートさせていただきたいと考えています。お気軽にお問合せください。