JAぎふ、コープぎふで、新入職員合同研修会が開催
~豊かでくらしやすい地域社会づくり~にむけた包括連携協定
2025.05.02
2025年4月、岐阜県のJAぎふと、コープぎふは、新入職員を対象とした初の合同研修を開催しました。
両組織は、2024年2月、「豊かでくらしやすい地域社会づくり」を目的とした包括連携協定を締結しており、今回の合同研修会は、この協定にもとづく取組みのひとつです。
この合同研修のねらいは、協同組合の共通の理念を学び、組織の枠を超えて、将来にわたりJAぎふとコープぎふのつながりを育むことにあります。
参加した新入職員は、協力し合って課題に取り組むことで、自らの価値観や考えを共有し、実践的なコミュニケーション力や他者理解、信頼関係の構築について学びを深めました。
研修会の参加者からは、「互いの組織を理解し、根本的には組合員を支える考え方は同じだった」「今後の仕事でも、協力しながら地域をささえていきたい」などの声が多く寄せられました。
両組織は、合同研修会のほかにも、①コープぎふ店舗でのJAぎふ農産物コーナーの設置、②コープぎふでのJAぎふ開発商品販売、③コープぎふ組合員の農家交流会、④JAぎふ支店・プラザ内の「班・グループ(コープステーション)」設置、⑤JAぎふ・コープぎふによる弁当・惣菜工場創業の調査・研究など、多岐に亘り取り組んでいます。
また、「岐阜型地域循環構想」や「地消地産」「環境配慮型農業」の広報をはじめ、合同企画・イベントの開催、共通組合員制度の構築等についても検討が進められています。
今後、両組織の新入職員に対しては、農業実習なども予定されており、継続的な学びと交流をとおして、地域に根ざす協同組合職員としての成長や、絆の深化が期待されています。