お知らせ

「2025年度JCA学習会」を開催しました

 JCAは、2025年5月22日(木)にオンラインにて「JCA学習会」を開催しました。本学習会は、主に都道府県域で新たに協同組合間連携の担当となった方を対象に、JCAの活動や全国の協同組合間連携の状況を共有し、連携業務に必要な基礎知識を学ぶ機会として実施ています。あわせて、全国域の協同組合連合会などのJCAとの接点のある担当者にも参加を呼びかけています。今年は都道府県域・全国域から約59名の方々にご参加いただきました。

 冒頭のあいさつの中で常務理事の伊藤治郎は「今日の学習会を通じて、協同組合間連携の取組みをより効果的に進めていくための情報提供ができたらと思っております」と述べました。

 講義の部では、まず業務執行理事の佐藤渉が「JCA事業概況と2025国際協同組合年に向けた取り組み」と題し、JCAの組織概要をはじめ、県域連携を促進するための取り組み、全国組織との連携、食育食農の事業概要など、主な事業内容について説明しました。あわせて、2025国際協同組合年における具体的な取り組み状況についても紹介しました。

 続いて、協同組合連携1部長の横溝大介が「全国の連携組織の現状とIYC2025における取り組み」と題して、全国都道府県の協同組合連携組織の現状を説明しました。そのうえで、各県域でのIYCという機会を活かし、「学び」「実践し」「発信する」取り組みを各県域で進めていくことの重要性を呼びかけました 。さらに本年3月に発行した『協同組合間連携を進めるためのガイドブック』について、作成に至った背景や内容を紹介し、県域での積極的な活用を促しました。

 その後、各県域を担当する連携推進マネージャーの自己紹介と、今後のスケジュールの案内を行い、最後にスクリーンショット撮影して、約70分にわたる学習会を締めくくりました。