県段階の協同組合間連携の実態について

第3回『日本の協同組合連携に関する研究会』を兵庫県・鳥取県で現地開催しました。

 JCAは、平成30年8月30日・31日に第3回『日本の協同組合間連携に関する研究会』を開催しました。今回は研究会のメンバーが兵庫県・鳥取県の現地に伺って実態調査を行いました。
 第1日目の訪問地兵庫県では、(1)神戸市西区でコープこうべ・JA兵庫六甲が連携した移動販売車による買い物支援事業の学習・視察、(2)三木市のコープこうべ「協同学苑」の視察と兵庫県協同組合連携協議会主催の「虹の仲間づくりカレッジ」の学習、(3)尼崎市のコープ園田に市民・組合員の集いの場としてつくられた「みなくるそのだ☆コープさんとこ」の訪問・学習をそれぞれ行いました。

 第2日目の訪問地鳥取県の中部(倉吉)地区では、(1)JA鳥取中央本所での「JAと森林組合・乳業農協・漁協・福祉作業所との連携」の学習、(2)連携による雇用職員が働く湯梨浜町の東郷梨選果場(20世紀梨の出荷最盛期)の視察を行いました。また東部(鳥取)地区では、(1)行政・生協・JA他県内企業団体が連携し行う「とっとり共生の森」「ふなおか共生の里づくり」の学習・視察、(2)「鳥取県東部地域畜産クラスター事業計画(行政・生協・JA・専門農協他県内企業団体)」によって、設立された「(株)みんなの牧場」の学習・視察をそれぞれ行いました。

 研究会開催直後に襲来した台風21号によって、大きな被害を受けられたことに対し、お見舞いを申し上げますとともに、皆様方の復旧・復興を心よりご祈念申し上げます。

JCA 協同組合連携部