県段階の協同組合間連携の実態について

広島県協同組合連絡協議会(HJC)「協同組合学校」が開催されました。

 平成30年12月3日(月)広島県協同組合連絡協議会(HJC)は、JAビルに於いて構成会員職員等を対象に「協同組合学校」を開催しました。これはHJC主催で毎年行っているもので、協同組合が抱える危機をふまえて、協同組合運動や国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理解を深めるとともに、構成会員団体への理解促進を図ることを目的として開催しました。
 「協同組合学校」は、HJC会長である籾田清広島中央会会長の開会挨拶に始まり、JCA協同組合連携部の中野理研究員が「協同組合とSDGs(持続可能な開発目標)」と題して、世界・日本の協同組合概論、国連の掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の背景・概要・日本での実施概要、また協同組合とSDGsの関連や協同組合団体のSDGsへの取り組みについて講演を行いました。

 続いて同協同組合連携部の文珠正也主任研究員の進行で「SDGsと協同組合の取り組み」についてのグループワークを行いました。まずは、各グループのそれぞれ個々の協同組合で実施しているSDGsの17目標に合致した取り組み、次にこれから実施できそうな取り組みを考え、さらに協同組合間連携によって取り組むことでより効果が出る取り組みについて議論しグループごとに発表を行いました。発表の内容には、もうすぐにでも実行できそうな協同組合間連携の具体的な提案もあり、各グループで活発な議論が行われました。最後にHJC副会長の岡村信秀広島生協連代表理事会長の講評・閉会挨拶で「協同組合学校」を終了しました。

JCA 協同組合連携部