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「第29回奈良県生協大会」に参加しました。

 平成31年2月9日(土)奈良県生活協同組合連合会は、奈良ロイヤルホテルに於いて「第29回奈良県生協大会」を開催しました。地域で暮らす誰もが大切にされ、おたがいをささえあう「共生社会」は、今深刻な問題を抱える地球の未来をみんなで解決しようというSDGsの取組みにもつながっています。本大会のテーマは「誰も取り残さない地域共生社会へ〜SDGsの目指すものと私たちの役割〜」として、奈良県で暮らす参加者とともに考えようという内容です。

 参加者は県内生協関係者のほか、行政関係者・NPO法人関係者等で150名ほど参集し、まず奈良県生協連の森宏之会長が開会挨拶を行いました。森会長は昨年の10月30日に厚生労働省講堂において行われた「厚生労働大臣表彰式」において、「消費生活協同組合法制定70周年記念厚生労働大臣表彰(個人表彰)」を授賞されました。この表彰は、消費生活協同組合法制定を記念し法の理念に則って健全な事業運営を行い、他の見本と認められ消費生活協同組合及び消費生活協同組合連合会、組合員に対しその功績をたたえ、合わせて組合の健全な発展に寄与することを目的に厚生労働大臣から表彰されるもので、5年に1回実施されています。森会長おめでとうございました。

 次に奈良県くらし創造部の桝田斉志部長が来賓あいさつを行い、続いて「一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク」の黒田かをり代表理事の講演が行われました。黒田代表理事は、「SDGs・パートナーシップ・地域社会・生協への期待」と題した講演で、SDGsの基礎知識・理念・特徴、各セクター・地域社会のSDGsへの取組みについて講義され、生協グループへの期待を述べられ講演を終了しました。

 休憩をはさんで、十津川村総務課の川本悠主事より「持続可能な森林保全及び観光振興による十津川村SDGsモデル構想」、一般社団法人かわかみらいふの竹内満春事務局長より「住民の日々の暮らしを支えます〜かわかみらいふの取組み〜」、奈良教育大学生協の大濱良太学生委員長より「大学生協の取組み」が続けてリレー報告形式で行われました。最後に奈良県生協連の辻由子専務理事より「まとめにかえて」閉会挨拶が行われ大会は終了いたしました。

JCA 協同組合連携部 佐藤憲司