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全農チキンフーズの全国ライン長会議でSDGs研修を行いました。

 JA全農(全国農業協同組合連合会)の子会社の全農チキンフーズ株式会社は、平成31年3月29日(金)に「全国ライン長会議」を開催し、その中でJCA協同組合連携部の佐藤憲司主任研究員は、「SDGsって何だ」と題した講義研修を行いました。

 平成30年度末に行われた全農チキンフーズ(株)の「全国ライン長会議」では、議題としておもに(1)平成31年度事業計画、(2)将来ビジョンの実現をめざしてと題した課題別チーム報告、(3)「マーケティング戦略策定実践ハンドブック」の完成報告、(4)チキンフーズグループの平成30年度総括・中期3か年計画実施具体策などが協議されました。また、優良事業所の表彰や優良事例報告なども併せて行われました。

 その中で行われた「SDGsって何だ」と題した講義研修で佐藤主任研究員は、おもにSDGs歴史・背景・概要といった基礎知識と、SDGsの17の目標と協同組合・関連団体の実践例紹介や協同組合全国連のSDGsへの取り組み紹介などの説明を行いました。

 最後にまとめとして(1)SDGsと協同組合・関連団体の親和性、(2)「自分ごと」としてとらえる、(3)一人でできないことはパートナーシップで、(4)「社会」「経済」「環境」分野のバランスが大事、(5)誰一人取り残さずに全員参加といったことにふれて、90分の講義を終えました。その後の質疑では全農チキンフーズ(株)が現在取り組んでいる「環境重視の生産」や「国産の安全性」といった会社の強みをSDGsを通じて遡及していきたいといった前向きな意見も出て研修は終了しました。

JCA 協同組合連携部