県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合連絡会議こうち 「第1回構成団体役員・担当者(事務局)会議」が開催されました。

 2019年5月14日(火)、協同組合連絡会議こうちは、JA高知ビルに於いて、第1回構成団体役員・担当者(事務局)会議を開催しました。この会議は、昨今の情勢変化により、さらなる協同組合間連携の強化が必要であるとの判断から、構成団体であるJA中央会、県生協連、漁連、森林組合が定例的に情報交換の場を持つためのキックオフ的な位置づけで開催されたものです。

 開会にあたって、JA高知中央会の久岡隆会長から「2019年3月のJA全国大会では、協同組合間協同、協同組合への国民の理解促進が打ち出された。協同組合連絡会議こうちが協同組合の良さの理解促進の場となるようにしていきたい」との挨拶がなされました。

 会議では、今後の連携のあり方として、2019年4月にオープンしたJAファーマーズマーケット「とさのさと」とその複合施設である「アグリコレット」(9月中旬オープン予定)を食と地域の情報発信の拠点として活用し、連携して協同組合への理解醸成を図ることが確認されました。

 なお、「とさのさと」は、魚は漁協、肉は生協、什器は森林組合というように協同組合連携を強く意識した運営となっています。

 取り組みの実施は令和2年度(2020年度)からとなり、今後、具体案の検討が行われる予定です。