JCAについて

JA静岡女性協でSDGs研修会を行いました。

 令和元年5月21日、JA静岡県女性組織協議会は、静岡市駿河区のグランシップ交流ホールで、部員ら約120人が参加して、女性部リーダー・事務局合同研修会を開催しました。

 JA全国女性協の3か年計画の最終年度にあたる今年度は、「地域で輝くための5つの具体的活動((1)食を守る、(2)農業を支える、(3)地域を担う、(4)仲間をつくる、(5)JA運営に参画する)」と合わせて、SDGsの基礎知識を学習しました。

 基調講演を行った、日本協同組合連携機構(JCA)の阿高あや副主任研究員は、冒頭で「女性の会合でSDGsの学習会を開催することは珍しく、非常に先進的な取り組みである」と述べました。そして、「SDGsが誕生するまでの歴史」や「誰一人取り残さずに」といったSDGsの基本概念を説明した後、国連「家族農業の10年」に触れ、最後に日本農業の大部分は家族農業であり、SDGsも家族農業も目指すところは同じであると訴えました。

 その後、参加者は18グループに分かれ、「社会で取り残された人に手を差し伸べるために女性部として何ができるのか」をテーマにワークショップを行いました。グループ発表では、「高齢者のための移動販売」や「育児に悩んでいる人のための託児所」など様々な提案がなされました。