国際連携

国際協同組合同盟(ICA)が社会的連帯経済(SSE)に関する ポジションペーパーを取りまとめました

 国際協同組合同盟(ICA)は、2020年7月22日の理事会において、「社会的連帯経済の主要な構成要素の一つとしての協同組合」と題するポジションペーパーを採択しました。

 社会的連帯経済(Social and Solidarity Economy, SSE)に関して、国連は2013年に「SSEに関する機関横断タスクフォース」(UNTFSSE:United Nations Inter-Agency Task Force on Social and Solidarity Economy)を組織し、2014年には「社会的連帯経済と持続可能な開発の課題」と題するポジションペーパーをとりまとめました。

 現在、同タスクフォースでは、社会的連帯経済に関する国連総会決議を目指しています(2019年11月策定の同タスクフォースの2020-2022アクションプラン)。

 このような状況を受け、ICAは、その「2020-2030戦略計画」において、「社会的連帯経済(SSE)に含まれる協同組合以外の組織とのパートナーシップの確立」、「国際レベルでの社会的連帯経済(SSE)の推進」と明記しており、これを具体的に実践するための指針として、このたびポジションペーパーを取りまとめました。