国際連携

日本ブラジル協同組合会議を開催しました

 6月18日(金)、日本協同組合連携機構(JCA)とブラジル協同組合機構(Organização das Cooperativas Brasileiras・OCB)は、日本とブラジルとの協同組合の歴史的なパートナーシップを祝い、「日本・ブラジル協同組合会議」をともに開催し、日本・ブラジル各地から、協同組合関係者を中心に150名が参加しました。

 当日は、山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使、エドゥアルド・パエス・サボイア駐日本ブラジル大使、ロベルト・ロドリゲス氏(元ブラジル農務大臣、元ICA会長)、アメリコ・ウツミ氏(ICA元ブラジル出身理事)にも臨席・スピーチをいただきました。

 会議では、JCAとOCBから両国の協同組合の現状を紹介するとともに、ブラジルにおいて日系ブラジル人により設立されたインテグラーダ農業協同組合、日本の愛知県で日系ブラジル人らにより設立された、ケアに取り組む「協同労働の協同組合」である愛知県高齢者生活協同組合のケアセンターほみから、実践報告をいただきました。また、JA全中山下常務より、日本からブラジルへの農業移民の歴史、とりわけ戦後の全中・コチア産業組合による農業青年のブラジル移住事業とブラジル農業への貢献について、また、今日の日本・ブラジルの農協連携についてご報告いただきました。

 両国の協同組合の歴史的な関係を改めて認識し、両国の協同組合の現状や実践を知り、両国の交流を促進する貴重な機会となりました。

※当日の資料をご希望の場合は以下まで問い合わせください。
日本協同組合連携機構 協同組合連携第2部 メール:renkei※japan.coop(※の部分は、@に変えてご連絡ください。)