和歌山大学経済学部で協同組合の講義を行いました
2025.07.17
2025年6月12日、和歌山大学経済学部において「協同組合の基礎知識」をテーマに講義を行いました。
和歌山県内の労働組合、生活協同組合、労働金庫で構成される(公社)和歌山県労働者福祉協議会では、若者たちに労働運動・労働者福祉運動・協同組合運動それぞれの使命と成果等について広めていくため、2018年から和歌山大学経済学部に寄付講義「労働者福祉事業とセーフティネット」(全15回)を提供しています。
労働者福祉事業に関わる労働組合や協同組合(こくみん共済 coop、和歌山県生協連、近畿労働金庫など)が講義を分担しており、そのうち協同組合全般の授業をJCAが担当しています。
JCAの佐藤渉業務執行理事は、約50名の学生に向けて協同組合の各セクターの概要と協同組合の歴史、それに国連が2025年を2回目の国際協同組合年としたことについて協同組合に対する国際的な評価や協同組合のアイデンティティと関連付けた解説をしました。
学生からは「協同組合の種類の多さに驚いた」「協同組合という存在が人々の暮らしにここまで関わっているとは知らなかった」「協同組合が連携することで共に生きる社会を形にできることの面白さと可能性を大いに感じた」などのコメントをいただきました。
JCAでは、将来を担う大学生の皆さんに協同組合の価値や役割を知っていただくため、これからも大学での講義や講座開設のお手伝いをしてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
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