協同組合の若手職員が一堂に会し、学びと交流の場を共有
― 2025年度 新入職員向け協同組合学習交流会を開催 ―
2025.07.23
2025年7月15日、日本協同組合連携機構(JCA)は、「2025年度 新入職員向け協同組合学習交流会」をJA共済幕張研修センターにて開催しました。協同組合の全国組織・中央機関から17団体・149名が参加し、2018年の開催以来、最多の参加者数となりました。
本交流会は、協同組合の多様な事業や活動について学習する「学びの時間」と、参加者同士が意見を交わす「交流の時間」で構成。「学びの時間」では、農協・森林組合・漁協・生協・労協などから講師を迎え、各協同組合の特色や役割について理解を深めました。また、JCAからは国際協同組合年や協同組合間連携について報告しました。
「交流の時間」では、〝協同組合を中学生にプレゼンする〟というワークを通して、参加者それぞれが自らの言葉で協同組合の意義を語り合いました。協同組合の本質についてあらためて深く考え、他の参加者と共有する中で、協同組合の職員としての意識の醸成も図られました。
その後に行われた懇親会では、組織の垣根を越えたネットワークが広がり、1日の学びを振り返る充実した交流の場となりました。
参加者からは、「組合員同士のたすけあいが社会課題の解決にもつながることを学んだ」「これからは組織を超えたつながりを大切にして仕事に取り組みたい」「身近な人々にも協同組合や国際協同組合年の意義を伝えていきたい」といった前向きな感想が寄せられました。
JCAは、本交流会をはじめとする様々な機会を通して、協同組合の人材育成に取り組んでいます。これにより、JCA2030ビジョンに掲げる「学ぶとつながるプラットフォーム」の一層の実現を推進してまいります。
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