刊行物

No.6 「食」と「農」を結ぶ -心を育む食農教育-

森久美子 著

定価750円+税 A5版/62ページ

 より安く、より簡便にという価値観を優先した食生活は、外国からの輸入に依存することも多く、安全・安心を揺るがす危険をはらんでいる。食(フード)は本来「風土」と共にあり、そこには、気候や文化だけでなく、地域の人の気質=「心」が含まれている。

 本書では、現代の子どもたちの食べ物に対する意識や、農業体験学習の年代別の具体例を豊富に紹介しながら、「農業」という人の営みに込められた「心」感じ取る力を付ける、本当の「食農教育」へのアプローチを提案する。

目次

はじめに
I なぜ食農教育か
II 食べものの命をどう捉えるか
III 食農教育の核となる「農業体験」-具体例と着地点
IV ギャップを埋めるキーワード~食農教育を進めるために

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