刊行物

No.21 ふだん着の地域づくりワークショップ 根をもつことと翼をもつこと

平井 太郎 著 小田切 徳美 監修 定価750円+税 A5版/62ページ

 近年の農山村における地域づくりにおいて、寄り添い型サポート(足し算型のサポート)を地道に行い、地域力がプラスになった段階で事業導入型サポート(掛け算のサポート)を行う考え方が注目されている。そうしたなか、さまざまな地域づくりの現場で盛ん行われつつあるワークショップだが、何のために行うのかが必ずしも共有されておらず、十分な手応えが得られていないことも多いのではないだろうか?

 本書では、著者が数年来実践してきたアクション・リサーチの成果を踏まえ、現在のワークショップの問題点を明らかにした上で、地域の内発性や主体性を引き出す「足し算と掛け算」のサポートに沿った新しい地域づくりワークショップを提案する。地域づくりの原点に立ち返り、普段の寄り合いや会議を変えていきませんか?

目次

Ⅰ 今、なぜワークショップなのか?
Ⅱ 立ち上げ期のワークショップ:体験共有ワークショップ
Ⅲ 事業期のワークショップ:KJ法とロードマッピング
Ⅳ 経験知の共有に向けて:クロスロード
謝辞
〈私の読み方〉農山村再生のプロセスデザインと新しいワークショップ(小田切徳美)

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