県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合ネットいばらきが協力する 茨城大学「社会貢献論~協同組合の取り組み」の授業で講義しました

 2022年3月2日(水)、JCAでは協同組合ネットいばらきが開講する茨城大学寄付講座「社会貢献論」(担当教員 武田直樹先生)にて講義を行いました。本講座は、人・組織にとって重要なテーマである社会貢献について、さまざまな立場(セクター)でのアプローチがあり、営利組織(企業)、非営利組織(NGO/NPO)、協同組合、それぞれの組織形態の特徴を踏まえた社会貢献について考えるという内容で開講されています。今回、「協同組合の特徴と役割」、「協同組合のより良い社会づくりの可能性」について理解を深めることを目的に講義を行いました。

 JCAの青竹豊常務理事から、「協同組合の特徴と役割について-歴史、定義・価値・原則を含む-」、「コロナ禍と協同組合の取り組み」、をテーマとした講義が行われました。続いて協同組合連携1部の片岡昇連携推進マネージャーから、「協同組合(連携)による地域貢献の実践」について6件の連携事例紹介など行いました。

 講義の最後には、担当教員の武田直樹先生と参加学生から協同組合の社会貢献に関する質疑が行われました。茨城県生活協同組合連合会の井坂寛専務理事を交え、「NPOの社会貢献活動との違い」、「組合員の加入の進め方」、「世界における日本の協同組合の位置づけ」など出された質問に回答し意見交換を行ないました。

 JCAでは、協同組合の価値について広く社会へ発信を進めることを目的に、大学寄付講座や学生との交流会をはじめ、各種の研究会、学習会にも積極的に取り組んでいます。お気軽に相談ください。