県段階の協同組合間連携の実態について

新潟県協同組合間提携推進協議会が主催する 「協同組合間連携活動に関する研究会」が開催されました

 2022218日(金)、他の県域における協同組合間連携に関する実践事例に学び意見交換を行うことを目的に、表記の研究会がオンライン開催され、JCAのほか、かながわCo-ネット(神奈川県協同組合連絡協議会)事務局のJA神奈川県中央会 JA改革対策部の岩堀義一部長、山本貴裕上級職から活動報告を行いました。

 JCAからは協同組合連携2部の前田健喜部長よりJCAの紹介や活動報告をはじめ、ICAソウル大会を起点に協同組合のアイデンティティを深める議論がスタートした点や、それに伴ってJCAでは学習教材の作成を進めていくことなどを報告しました。続いて協同組合連携1部の片岡昇連携推進マネージャーから、協同組合間連携の6つの類型、4件の連携事例など最近の協同組合間連携の事例を紹介しました。

 かながわCo-ネットからは、協同組合間連携の実践事例として、単協同士の連携の事例、非営利組織との連携促進に関する活動や、コロナ禍における会員間コミュニケーションの工夫、協同組合間連携を促進するポイントが報告されました。

  両報告の後、参加団体とかながわCo-ネットとの意見交換が行われました。「様々な単協との活動を、面として広げていくための参考となる情報がいくつもあった」、「まず第一歩を踏み出すための、できるところから進めるためのヒントを得られた」など感想や質問の一つ一つに、かながわCo-ネットからコメントをいただきました。

 JCAでは、協同組合の連携支援のため、今回のような県域組織同士の交流の仲介をはじめ、各種の研究会、学習会にも積極的に取り組んで参ります。お気軽にご相談ください。