県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合ネットいばらきが協力する茨城大学寄付講座「協同組合論~協同組合の取り組み」の授業で講義しました

 2022年4月26日(火)、JCAでは協同組合ネットいばらき(代表:鶴長義二・茨城県生協連会長理事)が開講する茨城大学寄付講座「協同組合論」(担当教員 井上拓也教授)にて講義を行いました。本講座は、協同組合の事業や社会貢献活動の理解を深めることをテーマに開講しています(全16回)。今回、「協同組合論」の「協同組合とは ~協同組合法と各協同組合組織と活動概要」について担当しました。

 JCAの青竹豊常務理事から、「協同組合の特徴と役割について―歴史、定義・価値・原則を含む―」、「コロナ禍と協同組合の取り組み」をテーマとした講義を行ないました。人口減少化社会を見据えた中での協同組合の役割やSDGs時代の協同組合の可能性と持続性など、将来を担う大学生の皆さまが協同組合の取り組みについて考える時間となりました。
 講義後は「社会を取り巻く課題が多様化する中での、協同組合の役割として必要な視点」をテーマに学生同士のグループワークが進められました。コロナ禍での協同組合による大学生の食料支援についての感謝の言葉とともに、過疎地域の食料供給システムの拡充など、食を取り巻く課題に対する協同組合の役割について多くの視点が発表されました。

 JCAでは、協同組合の価値について広く社会へ発信を進めることを目的に、大学寄付講座や学生との交流会など、各種の研究会、学習会にも積極的に取り組んでいます。気軽にご相談ください。