県段階の協同組合間連携の実態について

宮城県の協同組合が 子ども食堂を支援

 2023年12月18日、宮城県協同組合こんわ会は協同組合連携による地域支援活動として、「みやぎこども食堂ネットワーク」に食料品を贈呈しました。贈られたのは、JAからお米「ひとめぼれ」、漁協から新のり、森林組合から乾燥シイタケ、生協からたまごスープやお菓子などで、これらは同ネットワークを通じて県内でこども食堂を運営する54団体に配布されます。食料品の高騰等で食堂を運営する各団体は苦労されており、協同組合からのまとまった寄付は大きな力となります。この活動は2020年度から毎年継続されこれで4回目となりました。

 宮城県協同組合こんわ会は県内協同組合間の連携を深めることを目的に1991年に設立されました。構成団体はJA宮城中央会、県漁協、県森林組合連合会、県生協連です。

 JCAでは地域の課題を話し合い、様々な分野の協同組合が強みを持ち寄り連携・協同することで解決できる課題を探求するラウンドテーブルを提唱しています。今回のような地域社会を支える協同組合の活動を積極的に発信していく予定です。

ネットワークを代表して受け取るNPO法人ふうどばんく東北AGAIN富樫副代表(中央)とこんわ会関係者